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魔彼 MAKARE~魔は来たりて彼を堕とす~ vier「恋の章」 キャストコメントvol4

収録現場より、神楽木天馬役の高橋広樹さん&ブエル役の阿部敦さんからコメントをいただきました。

『お疲れ様でした。まずは、収録の感想をお聞かせください。』

(高橋広樹さん、以下高橋)
「楽しかったですね。このコンビは、キャラの方向性が正反対なので、
逆にキャラ同士の会話の噛み合わせがスムーズにできたと思います。
性格の落差がある分、会話の歯車の歯が、一本一本深い感じがしましたね。
こう……巨大な水車の上で曲芸してるみたいな(笑)
安心感のある収録でした。これも阿部君のおかげですね」
(阿部敦さん、以下阿部)
「かなり体力を使った収録でした。こんなに汗をかいた現場は久しぶりです(笑)
広樹さんがおっしゃっていたように、歯車の噛み合いが上手くいって、
それが形になって、より良い方向にお芝居ができました。
それで良い具合に体力も使えたんだと思います。
聞いてる方にもそれが届いていたらいいなと思います」

『それぞれの役を演じる際にこだわった部分や、聞き所を教えてください。』

(高橋)
「全編通して、ブエルへの愛情のある会話が多いのですが……、
元々天馬が一人で家業をやっていた時の気だるい、やる気の欠けた部分は、
彼の過去の出来事から起因するものなので、そこを忘れないように演じました。
それから、『魔彼』は恋愛ドラマなのに、緊張感のある戦闘シーンも出てくるのが楽しいですよね。
恋愛シーンとのコントラストがはっきりしていて、聞き応えがあると思います」
(阿部)
「ブエルに関わりのある、『シトリ』というキャラも出てくるんですが……
僕自身ブエルとの過去に何があったのかは気になっていたんですね。
スタッフさんに聞いてみた所、そこまで酷い事はされていなかったと言うことだったので……なるほど当て馬かと(笑)
それを受けて、彼と対峙するシーンは深刻になりすぎず、緊張感は保ちつつ演じました」

『シトリもまさかこうなるとは思わないまま、進んでしまったんだと思います。詳しくは本編にて、ですね。』

『ブエルには作中で「自分の皿に入っているものは残さない」という自分ルールがありますが、
何かご自身でルールを設けていることはありますか?』

(高橋)
「ありますね。
主にラーメン屋さんで券売機がある場合、その一番左上がその店一押しメニューなので、
ラーメンフリークの間では、まずはそのメニューから注文するのがセオリーなんです。
ですが! 僕はラーメン屋さんや他の飲食店でもそうなんですが、必ずそのお店の、一番シンプルなメニューを頼みます。
つまり、そのラーメン屋さんの一押しが「特選海鮮とんこつラーメン」だとしても、
僕が最初に選ぶのは、ただの「ラーメン」なんですね。
まずは一番ベーシックなものを食べます!
勿論、はじめてのお蕎麦屋さんは、もりそばからです」
(阿部)
「僕は、そうですね……。あ、湯船に入るのは10分って決めてます!
それがちょうど疲れが取れて、尚且つ、水分も失われ過ぎない時間らしいです。
音楽を聴きながら、この曲とこの曲を聴いたら出る!という感じですね。
そして、入浴剤は「ゆず」です!」

『お二人ともちゃんとマイルールがあるんですね』

(阿部)
「まあ、ルールと言うか、お気に入りですよね」
(高橋)
「そうですね」

『この魔彼シリーズでは、弱肉強食の魔界を舞台に、「眷属」「従属」「隷属」といった、 上下関係に関する話題がよく出てきます。
ご自身はあえてどちらか一つを選ぶとしたら、従属を求める「主人タイプ」なのか、
それとも、従属に従う「従者タイプ」か、どちらでしょうか。
『自称』で構いませんので、教えて頂ければと思います。』

(高橋)
「どっちの要素も持ち合わせてるんだけどなぁ……。
どっちかと言うと、主人タイプです!
……他のインタビューで、Mです、とか言った覚えもありますが(笑)
主人か従者で言うと、主人の方がいいなっていう、これは願望ですね」

『従者に対してこうしたいとかは何かありますか?』

(高橋)
「あー、そういう感じなんですね。僕は、対動物で考えてました」
(阿部)
「犬が主人とかはイヤですね(笑)」
(高橋)
「そうですね。 白●家みたいになっちゃいますから」
(阿部)
「それは……主人というか、お父さんですね(笑)」
(高橋)
「従者が誰かにもよりますよね。
もし、ドラ●もんが従者になってくれたらいいですよね。何でもしてくれるし。
某大統領とかだったら、世界覇者にもなれますね」

『夢が大きい!』

(阿部)
「僕はと言いますと、従者になるメリットがないので、主人タイプがいいですね。
そういうタイプ、という意味ではなく、あくまで理想なんですが。
従者は有能な人間だったら、自分の代わりに働いてもらって、
ヒモ生活体験したいです。ほんとにはやらないですけど、体験だけでも(笑)」

『最後に、リスナーの方々へメッセージをお願いします。』

(高橋)
「演じてる時は、楽しく演じさせていただきましたし、
収録後も、とても充実感があった作品です。
『魔彼』シリーズはこれで一区切りですし、特典CDを残すばかりですね。
楽しい作品になっておりますので、心行くまで堪能していただければと思います」
(阿部)
「最初にも言いましたが、我々の頑張りがキチンと形になっている作品です。
それを皆さんのお耳に届けられればと思っております。
是非、何度も聞いていただいて楽しんでください。よろしくお願いします!」」

『本日はありがとうございました。』

(高橋&阿部)
「ありがとうございました!」
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