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魔彼 MAKARE~魔は来たりて彼を堕とす~ eins「愛の章」 キャストコメントvol.1

収録現場より、シドナイ役の山中真尋さん&ベリアル役の佐藤拓也さんからコメントをいただきました。

『お疲れ様でした。まずは、収録の感想をお聞かせください。』

(山中真尋さん、以下山中)
「色々な意味でボリューミーだな、と思いました(笑)。
台本を見た時から、濃厚なシーンが多いなと思っていましたが、冒頭のバトルシーンから流れで
絡みがあったりして、台本1ページ目から大汗をかいてました!濃厚という意味で印象に残る収録だったなと」
(佐藤拓也さん、以下佐藤)
「色々な意味で濃厚でしたね。それが始めだけではなかったので、最後までいい汗をかかせていただきました。
非常に爽やかなね、青春の汗をかきました(笑)。
この熱をリスナーの皆さんにも感じて頂ければと思います」

『猪突猛進のシドナイ、策略家のベリアルとタイプの違う二人ですが、ご自身は本来どちらのタイプだと思われますか?』

(山中)
「僕は……猪突猛進ではないですね。
かといって、策略家かと言われるとそうでもない気がするのですが…、慎重派という風に言い換えられるのであれば、
そのタイプだと思うので、策略家ベリアル派ではないでしょうか。」
(佐藤)
「一方僕は、完全にシドナイ派ですね!直感というか、あまり深くまでは考えないというか」
(山中)
「お互い配役とは逆ですね!」
(佐藤)
「ですね。僕はシドナイの気持ちがわかりすぎて…。
淫欲編(全巻購入特典CD)の話の中でシドナイが「ベリアルに一矢報いたい!」
ということを話しているんですが、気持ちが痛いほどわかります。負けず嫌いといなのかもしれませんね。
その割に、最終的には相手(ベリアル)の策に溺れてしまうあたりが、親近感を感じてしまいます」

『お二人ともご自身の性格は配役とは逆という結果になりましたが、配役のまま……つまり、
逆のタイプには憧れがあったりするんですか?』

(山中)
「ありますね。猪突猛進とまではいかなくても、何か新しいことをはじめたり挑戦をしようとするときに、
勢いって必要だな、と思うので」
(佐藤)
「僕も手のひらで転がされる方のタイプじゃなくて、ベリアルみたいに、相手を手のひらで転がしてみたいですね。憧れます」
(山中)
「今日は(ドラマの中で)いいように転がされましたけどね、僕は(笑)」

『それぞれの役を演じる際にこだわった部分や、聞き所を教えてください。』

(山中)
「台本読んだ印象は、シドナイがやんちゃというか腕白なタイプだな、と思いました。
キャラ紹介ではっきりと猪突猛進と言われていますしね。
その一方で、位の高い悪魔であり、取り巻きがいるぐらいのカリスマなので、小物っぽくならないように気を付けました。
気を付けましたが……最初のテストの段階で、監督さんから『もう少し落ち着かせて、年齢あげてもらえますか?』
という指示を頂いて、『あれ、小物になってたかな!』と焦りました(笑)。
難しいですねぇ、カリスマは。
聞き所はピンポイントに「ここ!この台詞!」という場所も勿論あるんですが、それも、そこまで繋がる流れがあってのものなので、そういう意味で、聞き所は「全部」ですね!!
最初から最後まで、隅々まで流れで聞いて頂ければなと思います」

『続いて、佐藤さんはいかがですか?』

(佐藤)
「基本的にベリアルは普段のテンションが、『シドナイのことなんて好きじゃないんだからね!』という堅物というか、
クールな印象でありつつも、『実は大好き!』というキャラなので、
その『シドナイ好きだ!』という感情が、表に出ないようには心がけていました。
『だけど、本当は好きやねんお前が!ばか!!』……みたいな感じがベリアルですね」
(山中)
「かわいい(笑)」

『確かに、収録中も普段はすごくクールで、かっこいいベリアルでしたが、その中には、そんな可愛いベリアルが居たんですね(笑)』

(佐藤)
「いましたね。『もーばかっ!好き!ドンドン!』くらいのがいました(笑)。
なので、その外面を装わなくなってきた後半からは、策略家でありつつも、割とデレデレ君なので、
そういうギャップがうまく出るように、と心がけました」

『この魔彼シリーズでは、弱肉強食の魔界を舞台に、「眷属」「従属」「隷属」といった、 上下関係に関する話題がよく出てきます。
ご自身はあえてどちらか一つを選ぶとしたら、従属を求める「主人タイプ」なのか、それとも、従属に従う「従者タイプ」か、どちらでしょうか。
『自称』で構いませんので、教えて頂ければと思います。』

(佐藤)
「僕は完全に従者タイプですね!」

『…と、堂々と仰られる辺りに、王者のオーラが…』

(佐藤)
「いえいえ、僕は従者ですよ、確実に。主人と部下ということは、頑張ればきっと、
主人からなにかしらのご褒美がもらえるんでしょう?だから、従者がいいですね!」

『なかなか計算高いですね!』

(佐藤)
「ご主人様に褒められてナンボかなと思います。つまり、ご主人様を、いい気持ちにさせればいいんですよね?
見事、いい気持ちにさせた時の「ドヤァ」という達成感が好きだな、と!」

『では、続いて山中さん、お願いします』

(山中)
「主人タイプですよね!主人タイプです!」
(佐藤)
「無理してんなー(笑)」

『それなら、今日も現場を仕切ってやったぜ!…というような感じでしょうか?』

(山中)
「ああ、いやいや!そんな大それたことは…!……って、あーもー…。はい…、認めます。従者タイプですね。
『ご飯食べに行く?』って誘われるとすごくうれしいです。誘われたり、『行くぞ』って引っ張ってもらえるのが好きですね。
後は尊敬してる人の背中は、追いかけていたいですね。
勿論いずれは自分も追いかけられる側にならないといけないなと、日頃から意識してはいるのですが、なかなか実現はせず(苦笑)。
そういう意味では従者タイプかな、つって♪」
(佐藤)
「つって(笑)」

『最後に、リスナーの方々へ一言、メッセージをお願いします。』

(山中)
「魔彼~魔は来たりて彼をおとす~シリーズ遂に始まりました!
記念すべき第一弾ということで、言うべきことは、これしかないですね。
是非皆さん、買ってくださいね!」
(佐藤)
「魔彼シリーズ第一弾ということなのですが、きっとこの先も第一弾の俺たち二人のお話に勝るとも劣らない
「濃い」お話が展開されていると思います。
是非これをきっかけに、魔彼シリーズを好きになっていただければと思います。
この後もまたベリアルとシドナイのお話があったら、もしかしかしたら、
シドナイがうまい具合にベリアルをこう……うまく転がしてるようなそういう話もあるかも……?」
(山中)
「それだ!やろう!」
(佐藤)
「そんな展開にも期待しながら、楽しんで聞いていただければうれしいです。
よろしくお願い致します!」

『本日はありがとうございました』

(山中&佐藤)
「ありがとうございました!」
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