Special

魔彼 MAKARE~魔は来たりて彼を堕とす~ drei「咎の章」 キャストコメントvol3

収録現場より、シドナイ役の山中真尋さん&ベリアル役の佐藤拓也さんからコメントをいただきました。

『お疲れ様でした。まずは、収録の感想をお聞かせください。』

(堀江一眞さん、以下堀江)
「最初、演じている際にコミカルにやりすぎて、
三枚目にキャラが逸れてしまったりもしましたが……(笑)
演出やスタッフさんのハンドリングのおかげで、イケメンにして頂けました。
とても良い太一くんになったかなと思います!
中澤さんとは、以前朗読劇でもご一緒させて頂いた仲でして、先日も、
とあるオーディションで偶然鉢合わせたりして……縁があるなと思いました」
(中澤まさともさん、以下中澤)
「実は、本格的な受けをやるのが今回初めての経験でして、
色々と学びながら演じさせていただきました(笑)。
そういう意味では、今回は一緒に仕事をしたことのある堀江さんがお相手で良かったです!
知っている方がいる現場って安心できるんだなぁ、と実感しました」

『それぞれの役を演じる際にこだわった部分や、聞き所を教えてください。』

(堀江)
「先程と同じになってしまいますが、
皆さんに引き出していただいたイケメン要素ですかね!
その中でも、僕ならではの太一になっておりますので、堀江風味のイケメン、太一くんを、お楽しみいただければと思います」
(中澤)
「魔界の高位魔族で、クールビューティで、愛していた人に先立たれたという、
頑なになっているところからのスタートです。
冒頭のルシファーは、喪失感が伝わるようにと拘って演じた部分ですので、是非聞いて頂ければと思います。
一方、後半の絆されていく部分や、頑さが解れたところは、比較的気を楽にして
演じられましたから、その間にある中盤の辺り……ルシファーが心変わりしていく様が聞き所ですかね」

『作中の太一のように、人でもモノでも「ひとめぼれ」の経験はありますか。』

(堀江)
「9年前の事なんですが、雨の日に、弱った子猫が箱に入って捨てられてたんです。
まるでアニメか?漫画か?という状況でしたね。
その子を見た瞬間ドキッ!として、『助けなきゃ!』という使命感に駆り立てられて、その足で病院に連れて行ったんですよ。
なんとか一命を取り留めて、一緒に暮らすようになりました。
それまでは、全然ペットを飼うつもりはなかったんですが……(笑)
そこからですね。リアル太一くんじゃないですが、毎日がほんとに楽しくって!
ただ……やっぱり人と猫じゃ寿命が違いますからね、二年前に先に逝ってしまいました。
僕は太一役なのですが、その点では、ルシファーの喪失感がすごくわかるな、と思っていました」
(中澤)
「ルシファーも捨てられた猫のような感じですもんね」

『中澤さんは、ひとめぼれしたものはありますか?』

(中澤)
「弟がUFOキャッチャーでとってきた、
アルパカのぬいぐるみに一目ぼれしまして……。
目を合わせた瞬間に、『お前うちくるー?うちくるかー!そっかー!』
って話しかけて、持って帰った記憶がありますね(笑)」
(堀江)
「あぁ〜、動物もそうですが、ぬいぐるみも気になっちゃいますよね」

『動物もぬいぐるみも、可愛いものが多いですからね』

(中澤)
「そうなんです。特にそのアルパカのぬいぐるみだけは、異常~に可愛かったんですよ!
他のアルパカのぬいぐるみは全然ときめかなかったのに、
この子だけは、ビビッときたんです!」
(堀江)
「弟さんは素直にくれました?」
(中澤)
「なんで勝手に持ってくんだ!って最初抵抗されましたが、最終的にはしぶしぶですが、くれました(笑)」

『この魔彼シリーズでは、弱肉強食の魔界を舞台に、「眷属」「従属」「隷属」といった、 上下関係に関する話題がよく出てきます。
ご自身はあえてどちらか一つを選ぶとしたら、従属を求める「主人タイプ」なのか、
それとも、従属に従う「従者タイプ」か、どちらでしょうか。
『自称』で構いませんので、教えて頂ければと思います。』

(堀江)
「うーん、先輩といると従者タイプになりますが…、自称ですよね?
どちらかと言うと、やっぱり男ですので、僕は主人タイプがいいですね!
主人タイプでありたいです」

『主人タイプの方は、魔彼始まって以来初めてですね!』

(堀江)
「おお!ほんとですか!」
(中澤)
「この流れで言うのもあれなんですが……
僕も、どちらかというと主人タイプですね」
(堀江)
「おっ、主人タイプが巻き返してるよ、今!」
(中澤)
「振り回されるのは構わないのですが、意志に反して従わされたり、悪いことに
巻き込まれたら嫌だな〜と考えてしまうので、僕も主人タイプがいいです。
でも、仕事をしていく上では、従属タイプですね」
(堀江)
「そうだね、役者だからね」
(中澤)
「みんなで一緒に作っていこう、っていうのが、いいですよね。
まとめると、プライベートでは主人タイプ・仕事では従属タイプですかね。」

『最後に、リスナーの方々へメッセージをお願いします。』

(堀江)
「今回の「魔彼」シリーズでは、ファンタジーだからこそできる、
普通じゃ絶対見れない、人間と悪魔の恋愛となっております。
これを聞いてくださる方も、きっと同じ人間だと思いますので(笑)
人間の太一くん目線で聞いていただくと、より楽しめるかなと思います。
もちろん逆のルシファー目線で聞くのも良いですね!是非楽しんでください!」
(中澤)
「誇り高い高位魔族であるルシファーが、喪に服してる中で、色んな目にあうので、
その辺りをドキドキしながら、楽しんで頂ければと思います。
ほんとに!色んな目に合います!」
(堀江)
「……確かに!」
(中澤)
「そうなんです(笑)
ルシファーも頑張ってますので、よろしくお願いします!」

『本日はありがとうございました。』

(堀江&中澤)
「ありがとうございました!」
一覧へ戻る