『収録お疲れ様でした』
- (三人)
- 「お疲れ様でした!」
『収録はいかがでしたか?ご感想をお伺いしたいのですが、
まずは前半のストーリー(※SS本内容分)からお願いします』
- (山中真尋さん、以下山中)
- 「前半のお話は本格的な絡みが始まる前から、なんというか、暑かったですね。うっすら汗をかきました」
- (佐藤拓也さん、以下佐藤)
- 「熱量がすごいよね。前回の収録を思い出して、『そういえば魔彼ってこうだったな!』って思い出しました」
- (山中)
- 「(シナリオの中で)ただワインを零しただけなのに、暑い(笑)」
- (佐藤)
- 「今回のベルは『サービスS』(※サービスしてくれるS)ですからね!」
『なるほどSSな感じなんですね』
- (佐藤)
- 「まぁ、今回だけでなく、ベルの『S』は元々サービスの『S』なんですけどね!」
- (米田基裕さん、以下米田)
- 「えっ! どこかに『S』がありましたっけ?」
- (佐藤)
- 「さすがモレク、すかさずツッコミを入れて来ます(笑)」
- (山中)
- 「確かに、ベリアルはどこにも『S』入ってないですよね……(笑)(※Belial)」
『前回の魔彼の第一巻の収録から、ちょうど丸一年程経った今、続編の収録となったわけですが、
ラブラブな二人が熱くなって(暑くなって)帰ってきた、ということでしょうか』
- (佐藤)
- 「前回は、バトルシーンが割と多かったんですが、今回は戦いを離れて二人の時間が多かったですから。
執事になれというご命令でしたのでそれはもう色々お世話しましたね」 - (山中)
- 「そうでしたね」
- (佐藤)
- 「途中から山中さんの反応というか、顔を見るのが、楽しくてしょうがなくなっちゃって(笑)」
- (山中)
- 「ええ、どういうことですか?」
- (佐藤)
- 「僕は演技上、煽って行くスタイルなので(笑)、この台詞に対して、この人はどういう顔して喋ってるのかな〜と見てみたりするという意味です」
『なるほど、なかなかのSですね』
- (山中)
- 「Sですよね。ベルは余裕あるな~(笑)」
- (佐藤)
- 「こういったBL作品の収録においては、ご法度かもしれませんが…(チラッ)。思わず山中さんを見ながら、ニヤニヤしちゃいました(笑)」
- (山中)
- 「見られてたとは思いませんでした(笑)。僕は今回も必死で、色々な面で佐藤さんに引っ張ってもらっていましたからね。ありがとうございます!」
- (佐藤)
- 「いやいや、山中さんの実力ですよ」
- (米田)
- 「何でしょう、この持ち上げ合いは」
『ベルとシドはバカップルなので……』
- (米田)
- 「羨ましいですよね! だんだん、本当に嫉妬心が出て来る気がします(笑)」
- (山中)
- 「今回は、心が通じ合った状態でのスタートですので、そういう意味では、前作とはまた違った感じもありましたよね。
まだ『掃除』(※意味はCDを聴いてお確かめください)しかしてないのに、何だったんですかね、あの暑さは」 - (佐藤)
- 「それくらい、熱のある収録現場だったということで! 楽しかったな~」
- (山中)
- 「ああ、そうだ。ベルの目の件も、個人的には気になりますね!」
『実はベルが『視力が良すぎるので、眼鏡をすることで見え過ぎるのを抑えている』というエピソードですよね。
そういえば、佐藤さんは眼鏡。山中さんも眼鏡。米田さんは、ノー眼鏡ですね』
- (米田)
- 「次は眼鏡してきますね(笑)!」
- (佐藤)
- 「ただ、ベルと違って、我々は眼鏡外しても見えなくなるだけですからね。何の能力もありません」
- (米田)
- 「能力は無くても、より良く見えるってことは……」」
- (佐藤&山中)
- 「無い無い(笑)」
『今回のCDから、キャラのビジュアル設定もできましたが、米田さんは収録いかがでしたか?』
- (米田)
- 「モレクは、一巻での初登場でも、かなり意味ありげな立ち位置のキャラで、気にはなっていました。
物語上は、所謂かませ犬役でしたが、今回はそこから出世して、こんなにスポット当てて頂いて。本当にありがとうございます」 - (山中)
- 「かっこいい立ち絵まで出来ましたもんね。大出世じゃないですか!」
『お客様もモレクが気になったみたいですね。そもそも、『Ihr Bande』でモレクを出そう!と思ったのは、お客様の反響があったからなんです。
もっとモレクと絡んで欲しい、というご感想をたくさん頂きました』
- (佐藤)
- 「おー! すごい!」
- (米田)
- 「嬉しいですよね!ありがとうございます」
『では、そんなモレクがかなり活躍している後半(※書き下ろしの新ストーリー)の話に移りましょうか。
こちらの冒頭は、旦那さん(ベル)は、事情があって少しお休みでしたね』
- (佐藤)
- 「もーねー、鬼の居ぬ間になんとやら、ですよ。うちのシドに何やってくれてるんですか!」
- (米田)
- 「いや~、シドをちょっとずつちょっとずつ、齧っていこうかなと思って(笑)」
- (山中)
- 「後半の冒頭の、シドとモレクが二人きりで動いている部分は、久しぶりにベル以外のキャラとの会話でした。
それもあって、僕的には、シドのかっこいい部分の見せ所だ! と思ったのですが……」
『あぁ、なるほど。それで……』
(※モレクとのシーンで、一部の台詞が攻撃的過ぎたという理由で、一部リテイクが入った山中さん)
- (山中)
- 「普段は、ベルに、翻弄されている側じゃないですか。だからここでこそ! という気合いがちょっと入り過ぎました(苦笑)」
- (米田)
- 「ベルといると、すぐベロベロされちゃいますからね」
- (山中)
- 「そうなんですよ」
- (米田)
- 「ベルベルされちゃうから、ということですね」
- (佐藤)
- 「誰が上手いこと言えと(笑)。悪かったな、(作中で)いっぱい舐めたよ!」
- (山中)
- 「ベルベル……!(笑)」
- (佐藤)
- 「米田さん、トークでも存在感を放ってますね〜(笑)」
- (山中)
- 「モレク自身も存在感を放ってますけどね。意外とモレクにも翻弄されちゃうところもあっったりして……」
『一方モレクも、意外と理性の人でしたね。ちゃんと助けるべきところは助けますし』
- (山中)
- 「はい。そのモレクとのやり取りの中でも、シドの真っ直ぐな優しさみたいなものが、見える部分もあったりします!
どうぞお楽しみに」 - (佐藤)
- 「ベルは、いつもと違った顔が見られましたね。あんなに嫉妬深いとは」
- (山中)
- 「このストーリーの方では、ちょっと『病み』が入ってますよね」
- (佐藤)
- 「うん。病んでたね」
- (米田)
- 「魔力と「闇(病み)」が同時に漏れ出たって感じなんですね」
- (佐藤)
- 「モレク上手いな~! なんだよ~!」
- (米田)
- 「いやいや、それほどでもないですよ!」
- (佐藤)
- 「これはもう、モレクのスピンオフが出ますね。あ、でもシドナイとはダメだよ」
- (米田)
- 「惚気ですか(笑)」
『ちなみに、モレクは前回、シドよりもベルと喋るシーンが多かったので
『シドへの想いは見せかけで、実はベルのことが好きなんじゃないか?』という声もありましたね』
- (三人)
- 「へぇ、そうなんですか!」
『今回の話を聞いて頂ければ、本当にシドのことがお気に入りなんだということが、わかっていただけるかと思います』
- (米田)
- 「そうですね。最初はからかっている雰囲気だったり、軽くちょっかいを出しているという感じだったんですけれど、
物語が進むにつれて、どんどんシドのことを本当に好きになっちゃうのがわかりました」
『はい、演技でも伝わって来ました』
- (米田)
- 「シドの、カリスマ性ですかね?」
- (山中)
- 「そうですね!」
- (米田)
- 「そういうところに惹かれていくんだろうなって思いながら、演じていました」
『帰ってきたら、怖い旦那さんが居ましたけどね?』
- (米田)
- 「そうなんですよ。本当に殺されちゃうんじゃないかなと(笑)」
- (山中)
- 「殺しそうなくらいの雰囲気は満載でしたよね!」
- (米田)
- 「あの『漏れてるモード』でやられたら勝てない気がします」
- (佐藤)
- 「本当に殺してやろうと思いながら、演じていましたからね!」
『そんな緊迫した状況を乗り越えた上での、最後の三人でのシーン。恋愛的な意味ではないのですが、何となく、いい感じでしたね』
- (佐藤)
- 「なんだかんだ言っても、きっとお互いに認め合ってるんですよね」
- (山中)
- 「エリート達ですから。権力の椅子取りゲームするぐらいの」
- (米田)
- 「この三人が、今後、魔界で一波乱で起こしていく! ……みたいな感じも、あるかもしれませんね」
- (佐藤)
- 「魔界で一波乱、起こす!?」
- (米田)
- 「まず、大臣を落として……」
- (山中)
- 「波乱を起こす側なんだ(笑)!」
『では最後に、一言ずつリスナーにメッセージをお願い致します。
まずは旦那さんから…』
- (佐藤)
- 「はい、旦那です(笑)。魔彼の「第一弾」だった我々の続編が、今こうして出せることになったのも、
ひとえに、CDを聴いてくださった皆さんのお陰です。本当にありがとうございます!
収録の前に、前回のCDを聞いてきたのですが、前の巻よりも、また一つ、二人の仲が深まったのがお分かり頂けることと思います。
モレクと言う新たなライバルも出てきて、にぎやかになりましたしね!
また第二弾、第三弾……という風に、続いていけたら良いなと思いますので、是非、お知り合いやお友達に勧めていただいて、皆さんで楽しんでいただければ!
ご家族のみなさんも一緒に!」 - (山中)
- 「内容的に、家族はちょっと……(笑)」
- (佐藤)
- 「お父さんお母さん、おじいちゃんおばあちゃん!お誘い合わせの上、聞いていただければ嬉しいなと思います(笑)。
ありがとうございました! CD、お楽しみくださいね」 - (山中)
- 「山中真尋です。魔彼の一巻が一年前のAFGで先行発売で、また今回の特別版も、AGFで先行発売となります! ご縁がありますよね。
一年でこうやって続きをやらせていただくことが出来たのは、本当に、応援してくださった皆さんのおかげです。心から感謝しております!
佐藤さんも仰ってましたが、モレクという立ったキャラクターも出てきましたし、ベルの目の秘密という新しい設定も気になりますし。
その辺りを掘り下げて、更なる続編があったら嬉しいなーという要望がありましたら! グリスエッジさんにどんどんお声を届けください!」 - (佐藤)
- 「業務連絡が来た! すごく綺麗な業務連絡ですね(笑)」
- (山中)
- 「応援、宜しくお願いします。ありがとうございました!」
- (米田)
- 「モレク役の米田です。お二人共仰っていた通り、この作品は熱いですよね。
もともと、ファンタジー要素がある作品が大好きなので、続編にも出演が出来て嬉しかったです!
唯一気になったのが、モレクの絵が出来上がった時に、銀髪ストレートの超イケメンが僕でいいのかとも思ったり……(笑)」 - (佐藤)
- 「大丈夫ですよ!」
- (米田)
- 「それもこれも、皆さんの支持があったからだと思います。ありがとうございます。 今回の特別版も宜しくお願いします! 本日はありがとうございました!」
- (佐藤)
- 「次の収録からは、この現場には換えのTシャツを用意したいと思います」
- (山中)
- 「暑いですからね」
『本日は、ありがとうございました!』
- (三人)
- 「ありがとうございました!」