『収録の感想をお聞かせください。』
楽しい激しい収録でございました。ユーゴとケムエルの出会いは最初から衝撃的で、
途中ほんわかするシーンもありますが、要所要所に情熱的なシーンが入って参ります。
収録時は良い緊張感で臨む事が出来ました。シーン毎に収録していくのですが、
その終わり毎に僕と山下さんどちらも息切れしていました笑。全力です!
『ご自身のキャラクターについて、演じる上で意識された点を教えて下さい。』
『内面の気持ちは表に漏れ出す程度』でしょうか…。
ケムエルさん、傲慢で人間を見下す態度や言動が多いのですが、実は…器が大きい。
その大きさを9割行動で示し、残りの1割をふとした台詞で伝える。
嗚呼なんて罪深き天使なんだケムエルさん…。ギャップ天使です。ずるい!
ですので、その1割の台詞を山下さんのお芝居を感じつつ大切に演じさせて頂きました。
『お相手役のキャラクター紹介をお願いいたします。』
神父のユーゴさん。神に祈りを捧げる日々のユーゴさん。民の為に薬を作るユーゴさん。
穢れなきユーゴさん。自分よりも相手の事を第一に考えるユーゴさん。過去の罪を背負い続けるユーゴさん。
ケムエルさんと出会い少しずつ変わっていくユーゴさん。そんなユーゴさんをケムエルは出会った直後に……。
お楽しみにです。
『今回のCDの聞きどころを教えてください。』
ケムエル率いる天使の軍と死霊との戦いからラストまで。
ここからはケムエルに対するユーゴの想いや、ケムエルの本心が分かるシーンとなっております。
2人の距離が身体だけじゃなく、心までもが縮まっていく…。
そして今まで2人が出さなかった「表情」がここで初めて出て参りますので、ここは是非聴いて頂きたい所です!
『最後に、ファンの皆様へメッセージをお願いいたします。』
神父(人間)と天使の考え方の違いや、真逆とも言うべき性格の違い、
そんな2人が本当の意味で心を通わせた時、あの「表情」を見せます…。
ぜひ楽しんで頂けると幸いです。2人の行く末をどうぞ見守って下さいませ。
『収録の感想をお聞かせください。』
今まで何度かBLCDのお仕事をさせて頂きましたが、今回もまた特別な経験が出来たように思います。
「天使と人間」という特殊な、不可侵な関係性をどう掘り下げてゆくのか、台本を読みながら色々と考えました。
何気ない日常でのやり取りも多く、演じるのがとても楽しい時間でした。
『ご自身のキャラクターについて、演じる上で意識された点を教えてください。』
ディレクターさんから、「普段から日陰にいそうな人」という的確なアドバイスをもらい(笑)
ユーゴという人物が出来上がっていきました。最初はもっと元気というか、「普通」に演じてしまっていたんですね。
しかしユーゴは心に抱えている深い業・傷がありそれ故に神父として生きています。
その儚さ・切なさのようなものを前面に出して表現しました。難しかったですが、
ケムエルとのやり取りが進むにつれて少しずつ分かってきたような気がします。
『お相手役のキャラクター紹介をお願いいたします。』
ケムエルは「天使」でありながら横暴で、初登場から大変なドSぶりでしたが、非常に人間味溢れる男ですね。
ユーゴとケムエルのやり取りは「腐れ縁」のような印象で、求めるものは違えど分かり合える二人なのだと思います。
一方で演じる竹内さんは本当に優しくて気さくな方で、そのギャップに内心萌えていたのは内緒です(笑)。
芝居でも引っ張って頂きました。
『今回のCDの聞きどころを教えてください。』
本来出逢うことのないであろう二人の物語であり、種族が違うからこそ生まれる葛藤や感動があります。
ユーゴからすれば、信じ敬愛していた「神」に近い存在と出逢うという体験があり、
そこがドラマチックだなと思いますね。ファンタジー要素もふんだんに、実に二人らしい関係が描かれているので、
そこを大事にして頂ければと思います。
『最後に、ファンの皆様へメッセージをお願いいたします。』
すでにシリーズ化している「魔彼」への参加を嬉しく思います。普段なかなか演じることのないような役柄で、
考えることも多く大変だった分 素晴らしい作品になりました。ファンタジーな非日常の世界に、
存分に浸って頂けたら幸いです。応援宜しくお願い致します!