魔王サタンの百回遠忌(九十九回目の命日)の日、 サタンの眷属であったルシファーは自らの命を絶とうとしていた。 しかし、そこに人間である太一が世界の狭間から落ちてくる。 無視して自害しようとするルシファーだったが、太一に一目惚れされてしまい……
人間界から落雷のせいで魔界に落ちて来てしまった人間。 ごく普通の大学生。 いつも穏やかな笑みを浮かべており一見草食系に見えるが、その実計算高い一面を持つ。 大切な人のためならば、躊躇はしないタイプ。
非常に高位の魔族。かつて魔王(サタン)を愛したが故に眷属となっていたが、 魔王亡き今、眷属関係もなくなっている。 見目麗しく高潔な人物だが、身体は欲望に弱い。 淡々と静かに話し、物思いに耽ることもしばしば。